フィリピン以外の講師にお願いしたい

「オンライン英会話のフィリピン以外の講師って実際どうなの?」

フィリピン人講師で一番気になるのが発音でしょう。 確かに、フィリピン人講師の中には訛りやクセのある発音する方もいます。 というわけでフィリピン以外の講師でレッスンを受けたいという人もいることでしょう。

ただ、ほとんどのオンライン英会話はフィリピン人講師のみ。 多才な国籍の講師から選びたいならDMM英会話が断トツ。 もちろん、DMM英会話以外でもフィリピン以外の講師が在籍しているオンライン英会話はありますが、料金が結構します。

一方、DMM英会話ならジャマイカ人、ルーマニア人、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ジンバブエ人などのいろいろな国籍の講師から選ぶことができます。ちなみに、DMM英会話の場合、フィリピン人の次に多く在籍しているのがセルビア人です。 実際、私は、「レッスン6回目」までで合計3回、セルビア人講師を選びましたが、発音、レッスンの進め方どちらもよかったので、セルビア人はおすすめです。

今回は、DMM英会話でのセルビア人、ジャマイカ人、ジンバブエ人の3人の講師のレッスンレポートをお伝えします。 講師を選ぶ際の参考にしてください。

目次

レッスン4回目はコーヒーの話で盛り上がりました

4回目でお願いしたのはセルビア人の講師。教材は「テーマ別会話集」から「Coffee」をピックアップしました。ちなみに、「テーマ別会話集」は一つのテーマに沿ってディスカッションするタイプのレッスンなので、講師と話が盛り上がりやすいです。

自己紹介

まず、自己紹介の前にこちらの映像が講師に届いていない点について指摘されて、そこから笑い話に繋がりました。

講師:Can you hear and see me clearly? And do you know that I can't see you my side?
(私の画像と声はちゃんと届いていますか?それと、あなたの映像が見えないのだけど、気づいているかしら?)
私:Yes, I know that, sorry.I don't have web camera today, so…
(はい、わかってます、すいません。今日はウェブカメラが準備できなくて)

講師:Oh, okay…
(あら、そうなの。。。)

ここで、講師が「何で事前にカメラの準備をしてないのだ?」的な表情をしていたので慌てて補足しました。

私:I do have web camera actually but I've just moved back from oversea so quite many stuffs are still missing. I know it's somewhere in my house but I haven't found it yet.sorry!
(実はウェブカメラは持ってはいるんです、でも海外から日本へ引っ越してきたばかりでして、結構色んなものがまだ見つかっていない状態で…。なので、家のどこかにあるのは確実なんですけど、まだ見つけていないんです、すいません!)

講師:Oh I see. That is totally okay. I can hear you clearly, so, no problem.
(あ~なるほどね~(笑)。大丈夫よ、気にしないで!音声はクリアに超えているので、問題はないよ)

という感じで、私の焦った説明に思わず講師も大笑いしていました…。険悪なムードにならなくて良かったです。 あと、レッスンが始まる直前に講師の方から一言こんな質問をされました。

講師:Before we start lesson, do you mind if I drink my tea during our lessen?
(レッスンを始める前にひとつ、レッスン中にお茶を飲んでも構わないかしら?)
私:No, I don't mind. Not at all.
(もちろん、全然問題ありません!)

「do you mind if ~」は「~してもいいですか」という意味で何かお願いしたいときに使う表現です。尚、「Can I ~(~していいですか)」より丁寧な表現です。 あと、上で使われている「mind」は「気にする」という意味なので、上の構文を直訳すると「私が~することを気にしますか」となるので、答え方に注意が必要です。 つまり「はい」と答えたいときは「No」。「いいえ」と答えたいときは「Yes」となります。

ちなみに、海外では仕事中に社員や店員が普通に飲食しながら業務に携わっているのですが、日本の文化や習慣だと「レッスン中に飲み物を飲むという行為は失礼にあたるかも?」と思い、レッスン前に私に尋ねたのだと思います。今回の講師は好印象。

レッスン開始

今回の教材の中の質問の1つです。
If a foreigner asked you to recommend the best coffee place in your town/city, which place would you recommend?
(もし外国人にあなたの町で一番お勧めのコーヒーショップを教えてほしいと言われたら、あなたはどこをお勧めしますか?)

「would you recommend?」は「勧めてくれますか?」という意味で「do you recommend?」よりも丁寧な依頼表現になります。

そして、上の質問に私が答えた後、さらにコーヒーショップに関連する質問がありました。 こんな感じです。

講師:How do you think about popularity of coffee in Japan and Australia? Which country has more popularity of coffee?
(日本とオーストラリアでのコーヒーの人気度はどんな感じ?どちらの国の方がよりコーヒーの人気度が高いのかしら?)
私:Well…uhm. New coffee shops open in Japan nowadays so definitely coffee became more popular in Japan than it used to be.
(そうですね~、近年では日本でも新しいコーヒーショップがオープンしているので、コーヒー自体の人気度は確実に高くなっていると思いますね)

「used to」は「以前は~だった」という意味。尚、「used to」は助動詞なので「used to」の後に動詞の原型が続きます。 あと、「it used to be」で使われている「it」は「coffee」を指します。

講師:Oh, really? What kind of coffee shops do you have in Japan?
(そうなの?日本にはどんなコーヒーショップがあるの?)
私:There are Starbucks or Gloria jeans. In addition There are a local coffee shops,too.
(スターバックスやグロリアジーンズももちろんありますけど、地元ブランドのコーヒーショップもあります)
By the way I prefer the local one better.
(因みに私は地元のコーヒーショップの方が好きです!)

「In addition」は「それに加えて」という意味です。 尚、「それに加えて」を表す英語表現は他にもあります。 詳しくはその上/さらに加えて/を表す6個の英語でまとめて書きましたので参考にしてください。

「by the way」は「ちなみに(ところで)」という意味。 前の話題に関連したことを追加で言いたいときに使う表現です。

講師からいろいろな質問をされたお陰で頭をフル回転させることができ、とても良いエクササイズになりました。

レッスン4回目の総評

今回、レッスン開始5分前になっても講師からのコンタクト申請が来ず、こちらからリクエストを送信してから電話を受け取る、という流れでした。小さなことかもしれませんが、やはりこの点はマイナスですね。「生徒側にせめて5分前までにはコンタクト申請を出して少しでも安心させるべきでは?」と思いました。

さらに今回は、レッスン中に物凄いノイズが入ってくる時間があって、講師の声が聞き取りにくい瞬間が何度かあり、それもちょっと残念でした。 ただ、レッスンに関しては一つ一つ丁寧に進めてくれたので、十分満足です。 講師の質に関しては、良く言えばメリハリがある感じ。悪く言えば、興味のある話題には食いつくけど、そうでない時にはサラッと流すという印象でした。あと、発音にも少々癖がありました。

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レッスン5回目は一番よかった

5回目は、初のジャマイカ人講師にお願いしました。教材は「ディスカッション」から「Read or Watch」を選びました。「ディスカッション」の教材ではテーマに沿った記事を読んだ後、その内容に関連したいくつかのエクササイズをします。

自己紹介

5回目の自己紹介はお互いをサラッと紹介する感じで終わりました。 その分、じっくり時間をかけてレッスンができて良かったです。

レッスン開始

今回はすごくテンポよくレッスンが進みました。レッスン時間終了間際になって講師の方からこんな申し出が・・・。

講師:I know our lessen will be finished soon but if you give me a couple of seconds, I will make quick summary for you, okay?
(もうそろそろレッスン終了時間になってしまうけど、もし私にほんの少し時間をくれれば、簡単な要約文を作れるんだけど、いい?)

「a couple of seconds」は本来「2秒」という意味ですが、「少々」という意味でも使います。

この提案はとても有り難かったですね。私は要約をするのが苦手なので、講師が作成してくれた要約をお手本に勉強したいと思います。 さらに、レッスン終了間際に講師からこんな質問が・・・。

講師:Okay now, the one final question for you. Which do you like better, Read or Watch?
(それじゃあ、最後にこれだけ聞かせてね。あなたは読書派?それとも映画観賞派?)

「Which do you like better, A or B?」で「AとBなら、どちらが好きですか」という意味。

私:I think it's depends. I love watching movies and reading books such as "Harry potter".
(う~ん、作品によります。例えば、"ハリーポッター"シリーズなら読むのも観るのもどちらも好きです。)

レッスン5回目の総評

今回のジャマイカ人は、これまでで一番充実したレッスンを提供してくれました。文句なしで一番のお気に入り講師です。とにかく発音から何から全てが素晴らしかった。 特に英語の発音に関してはネイティブ講師と言ってもいいぐらいのレベルでした。

表情も豊かで身ぶり手ぶりもあり、話の返し方もすごく自然で、「本当に聞き覚えのある聞き慣れた英語を久しぶりに聞けた」という感じです。 実は、今回のジャマイカ人講師は、事前のスカイプコンタクト要請の際にちょっとしたコメントを付け加えてくれるなどかなりの好印象を受けていたのですが、レッスン後にもスカイプで長~いメッセージをくれて、更に感動。本当に温かさを感じられる、人間味のあるレッスンを受けることが出来ました。是非またこの講師にお願いしたいです。

実際のスカイプメッセージです。これまでで一番長くて心のこもったメッセージです。

Thank you ○○ San for making it DMM Eikaiwa. Thank you also for participating today. you did a great job of understanding and comprehending today's lesson. You are very attentive and eager to learn and you are doing an awesome job at maximizing your abilities in English thanks to the enthusiasm. Great class today, keep enjoying reading novels and practicing your English. Until we meet again, take care!
(○○さん、DMM英会話を選んでくれたこと、そして、今日私のレッスンに参加してくれたこと、本当にありがとう。今日のレッスンでは正確に内容を理解している事をしっかりと見せてもらいました。レッスンに取り組む積極的な姿勢からも、あなたの英語学習にかける熱意が感じられました。その熱意があるからこそ、あなたが持ち得る英語力を最大限に引き出して素晴らしい成果を出せるのでしょう。今日は素晴らしい授業になりました。これからも読書や英語の練習を楽しみながら続けてくださいね。次に会える日まで、お元気で!)

「understand」と「comprehend」はどちらも「理解する」という意味の動詞ですが、普通に「理解する」と言いたいときは「understand」を使い、物事を十分に把握しているときは「comprehend」を使います。 上の例文の「understanding and comprehending」は「今回の教材に出てくる英文の意味を理解している(understand)だけでなく、ディスカッションができるほど英文の内容もきちんと把握している(comprehend)」という意味になります。

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レッスン6回目はイディオム学習をしました

6回目はジンバブエ人講師にお願いしました。今回のジンバブエ人講師はまだDMM英会話の講師を始めたばかりなのか、件数が12件と少なめでしたが、動画を確認したらすごく良かったので、「もしかしたらこれから人気の出る先生になるかも?」と勝手に予想してお願いしてみることにしました。 今回の教材は「会話」の中から中級レベル「Take out」。初めて挑戦する教材で、エクササイズの中には講師と一緒に行うロールプレイやイディオム学習、そしてディスカッションに至るまで盛りだくさんの内容となっています。

レッスン開始

まずは、今日のレッスン内容の確認から・・・。

講師:I noticed that you requested to use "conversation" materials today's lessen, is that correct?
(今日のレッスンでは「会話」教材をリクエストされていますが、それでよかったですか?間違いありませんか?)
And also you prefer me to speak normal speed, is that correct?"
(加えて、「講師が話すスピードは通常の早さ」でリクエストされてますが、それも間違いなかったですか?)

「prefer 人 to 動詞」は「人に~することを望む」という意味になります。

レッスン前に講師が私の希望をしっかりと確認するのは今回が初めてでした。 今回の講師は驚くほど丁寧に接してくれ、私の事を気にかけてくれているのがひしひしと伝わってきました。かなり好印象でした。

イディオム学習スタート

6回目で、初めてとなるイディオム学習を体験しました。これが想像以上に難しかったんです。 教材の中にいくつかのイディオムが紹介されていて、そのイディオムに関して講師とディスカッションをする場面もあったのですが、単に、イディオムの意味や例を学ぶだけでなく、実際に「イディオムを使用した例文を作成する」というかなり難易度の高いエクササイズもありました。

それでも何とか頑張ってイディオムを使用した例文を作ってみたものの、途中で自分が何を言おうとしているのかがわからなくなって混乱してしまうなど、とにかく大変でした。 ちなみに、私が例文を作っている間、講師は「大丈夫よ。その調子で続けてみて」「上手上手、それでいいのよ、すごいじゃな~い」などとずっと声掛けをしてくれました。 この対応は嬉しかったです。

今回一番苦戦したイディオムがこれです。
↓↓↓
Bring home the bacon

講師:Can you guess what's this mean?
(このイディオムの意味、予想できる?)
私:Bacon? Why bacon? Does it have anything to do with the bacon? I have no idea.
(ベーコンですか?なぜベーコン?それってベーコンと関係がありますか?あ~、全くわかりません)

「have something to do with~」は「~と関係がある」という意味です。 尚、この構文を疑問文にするときは上記のように「something」を「anything」にします。

講師:You'll use this idiom for the situation about arguing with someone who being lazy.
For instance, if your husband or your son is just staying home doing nothing but watching TV or playing video game, you could say to them " You! Get out of house now and bring home the bacon!". It means stop being lazy and do something worthy. Get a job and earn some money, if it's in this situation.
(このイディオムはダラダラと怠けている人に対して意見する場面に使います。例えば、もしあなたのご主人もしくは息子さんが家でごろごろしながらテレビを見ていたり、ビデオゲームばかりしていたら、「あなた、いい加減外に出てベーコンでも持って帰ってきたらどうなのよ?」と言う風に使います。つまり、「ダラダラするのを止めて何かもっと価値のある事をしなさい」という意味になります。上の例文に当てはめるなら「仕事を見つけてしっかりと稼いできなさい」となります。)

「nothing but」で使われている「but」は前置詞で「~以外」という意味で、直訳すると「~以外は何もない」となり、「~ばかり、~だけ」という意味になります。

私:Oh, I get it now. Wow.it's just interesting.
(なるほど~、わかりました!なんて面白いんでしょう!)

レッスン6回目の総評

今回のジンバブエ人は褒め方が上手だったのでやりやすかったです。 しかも、文法間違いや文章の上手な組み立て方もしっかりアドバイスしてもらい、有意義なレッスンを受けることができました。

さらに、教材も単に「読むだけのエクササイズ」や「文中から答えを引っ張るだけのエクササイズ」とは違い、短い時間内に頭をフル回転させるようなエクササイズだったので英語力の向上にかなり役立つと思いました。 あと、発音に関しては気になるほどのクセはありませんでしたので、またジンバブエ人講師にお願いしたいと思いました。

さて、レッスン終了直後にも、とても心のこもった温かいメッセージをくれました。 実際に送ってくれたメッセージです

Thank you ○○-san for booking this lesson with me. You did very well with your English reading and pronunciation. Keep it up! However you need to practice sentence construction so that you do not have a difficulty trying to explain your opinion. Have a great day. See you again soon.
(今日は私のレッスンを予約してくれてありがとうございました。今日のレッスン、読解も発音も素晴らしかったです。その調子で頑張って下さいね。しかしながら、今後は自分の意見や考えをより効果的に説明出来るようになる為にも文章の組み立て方の練習が必要でしょう。それではまた会いましょう)

「have a difficulty 動詞ing~」は「~するのに苦労する」という意味。

このメッセージだけでも十分に感激したというのに、その後、レッスンノートにまた違うコメントがぎっしりと書かれていて、更に感激しました。 こちらが実際のコメントです

Hello ○○-san. During your conversation lesson, you showed great understanding and interest in using the food idioms that were provided, well done! Your English speaking is good but try to study more vocabulary so that your sentences flow. Looking forward to another great lesson with you.
(こんにちは、○○さん。今回の会話レッスン中、食べ物をモチーフにしたイディオムを使ってのエクササイズでは高い理解力を見せてくれたと共に熱心に取り組んでくれましたね、素晴らしかったです!現時点でのあなたの英会話力は十分ではありますが、文章力の飛躍的な向上の為にも、語彙力をより高められると一層良いでしょう。次回またあなたと素晴らしいレッスンができる事を心待ちにしています。)

「well done」は「よくできました」という意味です。

本当に、素晴らしい講師でした。

DMM英会話では2回分のレッスンが無料で受けられます。 申込みは以下のページからできます。

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