「明日から一週間」も一緒に覚えておこう

「ぽーーんと英語圏に放り込まれたとき、英語が全部理解できなくても、なんとかなるもんだ」 なんて話を聞いた事はありませんか? 実際、私たちの生活で、なんとかなるところも多々あります。

しかし、なんとかでは、絶対にすまされないのが、数字に絡む事。 特に、日にちや曜日は、いいかげんではすまされません。 聞き間違え、言い間違えが致命傷になる事もあります。 それでは、具体的に日にちや曜日に関する表現を見ていきましょう。

next Sundayは今週それとも来週の日曜日?

突然ですが、あなたは英語圏の職場で働いています。 そこへ、めっちゃ好みで前々から目をつけてた同僚が近づいてきて、こう言われました。

Hi, are you busy next Sunday? We will go to watch a soccer game. Aren’t you interested in soccer?
(次の日曜日、忙しい? サッカーの試合を観にいく予定なんだけど、サッカーには興味ない?)

「やったー、誘われちゃった」と、浮かれるのはまだ早いのですよ。 さぁ、「next Sunday」とは、いつの事でしょうか? 今日は10日の月曜日。 ということは「next Sunday」は16日?それとも、23日? 「どっちだ!?」

16日だと思ったアナタ。 はりきって待ち合わせに向かっても、残念ながら、そこには誰もいません。

じゃぁ、正解は23日!? 23日と思ったアナタ。 16日はぼんやりと過ごし、23日を楽しみにすることにしました。 ですが、17日に出勤すると、みんなでサッカーの話で盛り上がっています。 そして、同僚にこう言われました。

Why didn't you come? We waited for you for long time.
(どうしてこなかったの?長い事待ってたんだよ)

「じゃぁ、正解はどっちなのさ?」

「next Sunday」は、「来週の日曜日」のことです。 23日を選んだ方、本当は大正解です。

ちなみに「今週末の日曜日」は「this Sunday」といいます。

ただネイティブの間でも、週の初めごろに、「今週末の日曜日」のことを「next Sunday」なんて言うこともあります。 なので、勘違いを避けるために以下のように確認するのがいいです。、

Do you mean 16th or 23th?
(16日?それとも23日の事?)

今週の~曜日 → 「this ~」
来週の~曜日 → 「next ~」

「明日から一週間」はなんて言うの?

さて、サッカー観戦を通して、めっちゃ好みの同僚とその仲間たちと仲良くなったあなた。 いろいろと予定を聞かれて誘われるようになりました。 スマートに対応できるよう、予習しておきましょう。 こんな風に言われたら、いつの事だかすぐにピンときますか?

問1 Are you free a week tomorrow?
問2 Would you like to go for meal during the week after next?

それでは問1から見ていきましょう。 答えは、「明日から一週間後」です。 例えば、今日は10月5日の水曜日です。来週の水曜は12日。で、その次の日だから10月13日の事ですね。(←ふ~、めんどくさ! 13日って最初から言ってよ!)

また、「来週の今日」=「a week today」も使われます。 来週の今日は、10月12日の事ですね。

次は問2。答えは「再来週の間に」です。 「再来週のどこかで、ごはんでも食べにいきませんか?」というお誘いでした。 せっかくなので、来週、再来週などの表現、覚えちゃいましょう。

今週 = 「this week」
来週 = 「next week」
再来週 = 「the week after next」

来週の今日 = 「a week today」 または「a week from today」
明日から一週間後 = 「a week tomorrow」

なお、この表現は、二週間目以降も使えます。
例えば、2週間後の今日は「2 weeks (from) today」。
2週間後=「in 2 weeks」を使ってもいいです。

また、「2週間後」を表すのに、こんな表現もあります。
「in a fortnight」 = 「today fortnight」 = 「this day fortnight」

「fortnight」というのは聞き慣れないかもしれませんが、「2週間」という意味です。 そして、1点注意してほしいことがあります。

上に挙げた3つの表現の内、右2つ「today fortnight」「this day fortnight」は、「2週間後」「2週間前」どちらにも使えるので文脈から判断するようにしてください。 (ひぇ~~、どうか会話中に多発しませんように。普通に2weeksをつかってくれますように。)

ちなみに、「Sunday fortnight」というと、「2週間後(または2週間前)の日曜日」になります。 映画の中なら、こんな表現で使われます。

Let’s meet a year today!
(来年の今日、お会いしましょう!)

「先週」「先々週」はなんて言うのか

上で来週、再来週をやったので、先週、先々週も一緒に覚えておきましょう。

先週 = 「last week」
先々週 = 「the week before last」

そして、「~週間前(の今日)」という表現は以下のようになります。

一週間前(の今日) = 「a week ago」または「a week back」
二週間前(の今日) = 「2 weeks ago」または「2 weeks back」

そして 上で出てきた「today fortnight」や「this day fortnight」も「2週間前の今日」という意味でしたね。

いろいろややこしい表現もありましたが、これで、いつお誘いを受けてもばっちりですね。 後は、お誘いを待つだけです。 「周りに英語で誘ってくる人なんていないよ」という方は、もう一度復習して忘れないようにしておきましょう。

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