40例文で楽々覚えられる

英熟語を覚えるときに苦労している人は多いのではないでしょうか? 私も英熟語がなかなか覚えることができず大変でした。 そこで、英熟語を覚えやすくためにストーリーで繋がっている例文にしました。 ストーリーなら1つ1つの例文が頭に入りやすいです。 しかも、ストーリーさえ頭に入ってしまえば、英熟語の意味を覚えなくても、ストーリーから推測できるようになります。

これなら英熟語を覚えるときの苦痛から少しでも解放されるでしょう。 50個の英熟語を身に付けるために4つのストーリ(合計40例文)は具体的に以下の通りです。

1つ目が「オーストラリアの休日で驚いたこと」。2つ目が「オーストラリアのバスに初めて乗った時に驚いたこと」。3つ目が「オーストラリアでクリスマスシーズンを経験したときの話」。4つ目が「オーストラリアのムービーナイトに感動」。

どれも私たち家族が初めてオーストラリアで生活したときのエピソードを元に作りました。 ちなみに、4つのストーリーからオーストラリアの習慣や文化も若干わかるのではないかと思います。

オーストラリアの休日の過ごし方

When you work in Japan, you don't get any holiday or vacation except on the special occasion like getting married or attending to funeral or something like that, right?
(日本で就労している場合、結婚式や葬式に出席するなど、何か特別な理由が無い限り、まとまった休暇を取る事はしませんよね?)

「except~」で「~以外は」。文末もしくは文頭に来る事が多いです。会話でもこの表現はよく使います。

「like~」で「~のような」。非常によく使う表現です。 具体例を挙げて説明する時に使います。

「~(or)something like that」で「~とか、そういう類のもの」 沢山の具体例をあげた後に付加して使うことが多いフレーズ。 「something」の代わりに、人物を指して「someone」、場所を指して 「somewhere」も使えます。

So basically, you feel really sorry or even guilty if you take a vacation for just have some fun because almost no one would do that in Japan.
(なので普通なら、万が一、純粋に余暇を楽しむ為だけに休暇を取ろうものなら、申し訳ないという気持ちを通り越し、罪悪感すら抱いてしまう人もいるでしょう。なぜなら日本でそういう休暇の取り方をする人は皆無に等しいからです)

「basically」は文頭で接続詞として使う事が多いです。それまでの文の内容を受けて「~と言う事なので、通常は」と訳します。

「even」は「~だけでも十分なのに~すら」と言うニュアンスで強調したいときに使います。

However, it doesn't work that way in Australia. Actually, it completely opposite!
(しかしながら、オーストラリアではその様な事はいっさいありません。むしろ、全く逆ですね)

「completely」は「全く、完全に」
(例)
I am completely lost (完全に迷った)
She has done it completely (彼女は完璧に成し遂げた)
You have completely misunderstood them (君は完全に彼らを誤解している)

If someone say holiday or day off or vacation, it means exactly what it should be mean.
(もし誰かが祝日、休日、長期休暇の事を話している場合は、正しくその言葉の通りの意味を指します)

「exactly」は「正しく」とか「寸分違わず」というような、日本語独特の強調表現に近いニュアンスの単語です。

If someone said I'm gonna take some vacation, they definitely take it that it doesn't matter who you are or what kind of work you do.
(誰かが「数日間休みを取るんだ」と言ったのなら、誰であろうが、どんな仕事をしていようが、関係なく、確実に休みを取るでしょう)

「definitely」は「確実に」。 ちなみに、何かを尋ねられて「もちろんさ!」とか「当り前よ!」と応えたい時にも使えます。

「It doesn't matter」は「関係ない」。

Therefore, even though they are some specialist like a doctor or a teacher, they do take a vacation without hesitation!
(ですから、例えそれが医者であっても、教師であっても、関係なし!躊躇なく皆さん、しっかりお休みを取ります)

「Therefore」はそれまでの経緯を受けた形で「~であるから」や「ということで」というニュアンスになります。

「even though~」で「~であったとしても」。「even if」でもいいです。

「without hesitation」で「躊躇することなく」。

As Japanese, it's a little bit uncomfortable to accept that policy at first, you know. (日本人としては、始めの内は若干馴染みにくい習慣ですよね。)

文末に付ける「you know」は、公然の事実について話している時に使います。 「まあ、当然なんだけど」「当たり前だけど」というニュアンス。

Everyone has the right to take some vacation for their better life.
(より良い生活を送る為に、ある程度の休暇を取る権利がある!)

「has(have) the right to do something」 は、「何かをするのに妥当な権利である」。 もっと砕けた感じだと「~して当然だよ」というときにも使えます。

Even if you are not working like a house wife or the raising kids mom.
(それは例え、家事や子育てに時間を費やす母親であっても当てはまる!)

「raising kids」もしくは「raising children」で「子育て」

How cool is that! (なんて、素敵な考えでしょうか!)

「How~」は「なんて~でしょう」という感動を表す時のフレーズ ちなみに「How cool is that!」の場合は、1フレーズ丸ごと覚えておく色々な場面で使えて便利

Needless to say that I strongly prefer to live Aussie way! How could anyone possibly disagree with that!
(言うまでもありませんが、私はもちろんオージー流を指示します!というか、一体だれが反対するんでしょう?)

「Needless to say」は「言うまでもありませんが」

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オーストラリアのバスに初めて乗った

I tried to get on the bus today and it was the first time to do it since I came to Australia.
(今日、オーストラリアに越して来て初めて、バスに乗ってみました)

「first time」は「~をするのはこれが初めて」。 ちなみに「初めて」=「for the first time」と覚えている人も多いかと思いますが、必ずしもこのフレーズを使用しなければならない訳ではないです。

(例) This is my first time to see a koala bear since I came to Australia.
I see koala bear for the first time since I came to Australia.
(オーストラリアに来てコアラを見るのはこれが初めてです)
どちらも、同じ意味になります。

「do it」は「get on the bus」を指します。

It was easy enough to get on. But it was not easy to get off the bus not at all.
(バスに乗る時には至って普通どおりでしたけど、降りる時に関しては、全く普通ではありませんでした!)

「not at all」は「全くもって、全然」。

That was because you have to keep your eyes on about where actually you are all the time.
(なぜって、バスに乗っている間中、今どこを走っているのか?自分が下りるべき場所はまだか?など、常に気を張っていなければならないから、です)

「to keep one's eyes on」は「~を注意深く見る」という意味ですが、平たく言えば「目を離さずに見る」ということです。遊んでいる子どもを見る時なんかにもピッタリな表現です。

Otherwise, you'll miss the bus stop you wish to get off.
(さもないと、目的地を通り過ごし兼ねないからです)

「Otherwise」は「さもないと」。文頭で使います。

So wherever you go, it is impossible to feel relax while you are on the bus until you get familiar to the road around your place to live in.
(なので、自分の住んでいる地区周辺の地理にある程度詳しくならない限り、リラックスしてバスに乗る事は不可能です。)

「get familiar to~」で「~に詳しい」

クリスマスシーズンがやってきた

As soon as finished Halloween, almost everyone in the Australia is getting excited about Christmas.
(ここオーストラリアでは、こないだハロウィンが終わったと思った矢先に、次はクリスマスだ!と騒ぎ始めます)

「be getting excited about~」は「~にワクワクする」と言いたい時に便利な表現。

「as soon as~」は「~するや否や」と言いたい時に便利な英熟語。 (例)
a. 「as soon as he got home」で「彼は家に着くや否や」
b. 「as soon as they finished their lunch」で「彼らはランチを終えるや否や」。

Wherever I go or whoever I met, I see or hear something about Christmas in this time of the year.
(どこに行こうが、誰に会おうが、このシーズンになると、必ずと言っていいほどクリスマスに関することを見聞きするようになる)

「wherever」「whoever」は「どこでも」「誰でも」

Even at my kid's school, the teacher asked me whether we do celebrate Christmas or not because if we do, my son can join making some Christmas card for mom and dad!
(子供達の学校でさえそれは同じ。つい先日も息子のクラスの担任から我が家もクリスマスは祝うのか?と聞かれたばかり。もし祝うのなら、息子もママとパパに贈るクリスマスカード作りに参加できますよ。)

「even」は「~でさえ」という強調の言葉です。 ちなみに「even」が一番よく使われるフレーズは「you don't even know him(彼のこと全然、余り知らないよね?)」でしょうね。

Also we've got quite a lot of advertising catalog for Christmas sale already.
(クリスマスセールのカタログなんかも続々と配られます)

「quite a lot of~」は「ビックリするほどではないけど、結構な量の~」と言いたい時に便利なフレーズです。

It's nice to see people get excited about one of the big event of the year but a little bit too much for us, actually.
(もちろん、皆がビッグイベントに向けてテンションが上がるのを見るのは楽しいし、良いことだとは思うけれど、若干行き過ぎな気がしてしまうのも事実)

「It's nice to ~」は「~っていいなぁ」という感じです。人と会話する時に頻繁に使います。

「actually」は「っていうか~だよね?」や「いやいや、実は~なんですよ」という感じでも使います。 文頭、文中、文末、どこにも置くことができる反語的な役割を持つ非常に便利な単語です。

I think it's because we are not used to involve to those event as an annual thing. So we will be excited when the time is much closer than right now, hopefully.
(おそらく、私達家族はまだ、そういった恒例行事に参加すること自体に不慣れなせいもあるのでしょうけど、もう少し時期が近づいて来たら、私達も皆と同じようにワクワクしてくると思いますけどね。)

「right now」は「たった今、現時点」。

「hopefully」は「願わくば…」。特に、文末に持ってくる時は「そう願っているんだけどね…」というニュアンスになります。

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近くの公園でムービーナイト

Last weekend, the movie night was held in nearest park from our place.
(先週末は、家からすぐ近くの公園で、ムービーナイトが開かれました)

「nearest park」は「一番近い公園」。「~est」は最上級と言って「一番~」という意味になります。 その他には「tallest building」は「一番高いビル」、 「largest ground」は「一番広い(大きい)グラウンド」、 「closest friend」は「一番親しい友達」、 「kindest person」は「一番優しい人」のように使います。

We didn't know what is like. But we don't have any plan for that weekend and our kids were excited about it already so we decided to go.
(どんなものか皆目予想もつきませんでしたが、特に何の予定もなかった週末。子どもたちは既に行く気満々だったこともあり、せっかくだからと行って来ました)

「what is like」は「どんな感じか」と言いたい時に使えます。その他には「雰囲気はどんな風?」「味はどんな風?」「見た目はどんな感じ?」など、色々なシチュエーションでも使える英熟語です。

「already」は「(予想に反して)既に」。

The movie started from around 6:30pm so we got there around at 6pm. When we got there, the park was packed already with so many people.
(映画スタートは夜の6時半ごろ。私達は前もって6時位に着くように行きましが、公園は既に沢山の人々で賑わっていました。)

「was packed with~」は「~でいっぱいだった」という状況を表したい時に使います。

I have never thought that many kids are actually live around here. It was so much more than I expected and I was quite surprised.
(この界隈にこんなにたくさんの子供たちが住んでいたとは思いもしませんでしたね。思っていた以上の人々に、結構驚かされました)

「I have never~」は「今まで~したことない」。 驚きを表現する時にも、喜びを表現する時にも使える便利な表現です。

「so much more」は「とにかく沢山!」と言いたい時に使える表現。

「than I expected」は「自分が想像していたよりも」と言いたい時に使います。ちなみに、「than」の前が「more」なら「想像以上だった」、「less」なら「想像以下だった」という意味になります。

Most of them were family like ourselves and they brought some foods and drinks accompany with blanket for their comfort.
(ほとんどが我が家と同じ家族連れで、各々で居心地の良さ気なブランケットと共に、食べ物や飲み物を持参していました)

「accompany with~」は「~と一緒に、~と共に」。

Once I saw the sight of the park, then I realized that event is actually bigger than I thought and that made me getting excited!
(そんな光景を目の当たりにした途端、結構大きなイベントだった事を知り、遅ればせながら、私もワクワクして来ました)

ここでの「Once~」は「何かをし終えたら」。より完了することを強調したい時に使える表現として覚えておくと便利です。
(例)
a. Once you finish your homework, then you can go out.
(宿題をし終わったら、外に出てもいいよ)
b. Once I've cleaned the house, I can go to shopping.
(家の掃除が終わったら、買い物に行けるわ)

「realized that~」は「~という事に気付いた」と言いたい場面で使える便利表現です。 「そうとは思っていなかったけど…」というニュアンスです。

My kids were also the same. When they saw some stalls in the park, they asked me to buy some juices or a hotdog or a burger even if they are not hungry!
(我が子達も同じ様な反応でしたね。公園内に出店があるのを目撃した子ども達は、大してお腹が空いている訳でもないくせに、ホットドッグやジュースなど、何でもいいから買って欲しいと言い出しました。)

「even if~」は「たとえ~でも!」

And guess what? Why not ? Let's get something for all of us! That was my reply!
(そんな子ども達に、私が何と答えたかと言えば?「そうだよね!この際だから皆の分買っちゃえ!」でした)

「guess what?」は「それから、どうなったと思う?ねえ、知りたい?」「何があったと思う?」など、会話を盛り上げる時にも使える表現。

「Why not?」は直訳すれば「なぜしないの?」ですが、何かを聞かれたり、頼まれたり、誘われたりした時に「Yesじゃない訳ないでしょう!」とか「そうしない手はないわね!」というニュアンスで使います。

So we got some foods and drinks and get ready to watch the movie at last.
(と言う訳で、食べ物も飲み物も手元に揃って、いざ映画を観る準備は万端です。)

「at last」は「やっと」とか「遂に」

The running time was more than an hour though it was absolutely great! I mean awesome!!
(上映時間は一時間以上に上りましたけど、とにかく面白かった!いや、最高でした!)

「though」は文中に置いて「~だけど、とは言え」となります。

「absolutely」は「とにかく完璧に」「何と言っても」のように強調するときに使います。ちなみに「really」や「so」よりも更に強調します。

「awesome」は「類まれない素晴らしさ」を表現できる単語として知っておくと便利。「great」や「good」や「wonderful」と意味合いは同じですが、度合いがより強くなる感じです

I have never had that experience like watching movie outside before but it was much more than that.
(今まで野外で映画を観るという体験をしたことはなかったのですが、それ以上の感動でした。)

「it was much more than that」は「それどころじゃなかった」とか「そんなもんじゃなかったよ!」と言いたい時に便利なフレーズ。そのまま覚えておきましょう。

I have never felt that kind of freedom just to watch a movie before. It feels just fantastic!
(こんなに開放感を味わいながら映画を観たのは初めてでした。何とも素晴らしい気持ちです)

「to watch」の前に「just」を付けると「ただ(単に)観ただけなのに」というニュアンスになります。

Everything was just fun.
(とにかく、全てがただただ、楽しかったです)

ここでの「just」は「とにかく」「ただただ」となります。

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