ボキャブラリーを増やしながらレベルアップ
DMM英会話を使って英語初級者から中級者にステップアップしたいときにおすすめの教材が「ボキャブラリー」です。DMM英会話の教材にはレベル1(やさしい)~10(難しい)まであるのですが、「ボキャブラリー」はレベル7にしかない教材なのです。
この教材「ボキャブラリー」では、ロールプレイや読解、穴埋めセンテンスや文章構築など、様々なエクササイズを通して句動詞やイディオムの使い方が学べるようになっています。 尚、「ボキャブラリー」で実践するエクササイズはかなり頭を使わないと回答できません。 つまり、英語中級者の壁を突破したい人に最適な教材なのです。 それでは、実際に私が教材「ボキャブラリー」を使ったレッスンの様子をお伝えします。
目次(DMM英会話)
レッスン10回目の講師は教え方が上手だった
DMM英会話の6~9回目でアフリカ系のイントネーションばかり耳にしていたので、10回目では久しぶりにクリアな発音が聞きたくなったこともあり、比較的発音がきれいで、生徒からの評価も高かったフィリピン人講師を選択。教材は「ボキャブラリー」から「Phrasal Verbs(句動詞)のレッスン1」を使いました。
自己紹介
10回目はサラッと自己紹介をしただけで、すぐにレッスンに入りました。講師の第一印象は、少し冷たい感じでしたね、表情が乏しいというか、余りにこやかな雰囲気ではありませんでした。
レッスン開始
なんと今回の教材にあった「センテンスの穴埋め問題」で恥ずかしい間違いをしてしまいました。 まずはそのときの講師と私のやりとりをご覧ください。 ちなみに、私の恥ずかしい間違いに対する講師の指摘がとても上手でした。 こんな感じです。
(私が恥ずかしい間違った答えをした後)
講師:Well…in this sentence, it said "until the meeting is over" so that means they are still having a meeting, right?
(ええっとですね…、このセンテンスでは「ミーティングが終わるまでは」となっていますよね。という事は、今はミーティングの真っ最中ということですよね?)
「be over」は「終わった」という意味
「, right?」は「~だよね」という相手に同意を求めるときに使うを表す表現(これを付加疑問文と言います)。
ちなみに上の例文(進行形)の付加疑問文は「,aren't they?」としてもいいです。
People don't usually clean up the room while meeting is still on.
(普通に考えたら、ミーティングの最中に掃除を始めたりはしませんよね?)
上の例文で使われた「while」と「during」は使い分けができるようにしましょう。詳しくはduringとwhileの使い分けをご覧ください。
私:Oh, that's right. Yes. "stay out of".
(あ~、そうだ~!そうですよね、そうです「Stay out of」ですよね!)
講師:Yes. That is correct. Well done.
(はい、その通りです。良くできました)
「Well done」は「よくできました」という意味。 オンライン英会話のようなレッスンを受けていると講師からよく聞く表現です。
完全な早とちりで恥ずかしい間違いをしてしまった私に対して、的確かつ優しく正解に導いてくれた講師。お陰さまで恥ずかしさも半減されました。
レッスン10回目の総評
レッスン中に質問したことに対して、即座にタイプインしながら答えてくれたり、文章構築のエクササイズの時には、私の持ち得る語彙力を総動員して何とか作りあげた文章をしっかりとタイプインして残してくれるなど、プロ意識の高さを感じられる講師でした。そして、今回の講師は発音はとても綺麗でした。
ただ、表情がかたくて声のトーンもどちらかと言えば落ち着いた感じだったこともあり、ある意味、面白みはなかったかもしれません。 また、今回選択したDMM英会話の教材「ボキャブラリー」にあるエクササイズはいろいろなパターンがあり、かつ、どのエクササイズもかなり頭を使わないとできないものだったので、「難しいけど面白くてやりがいがある」教材でした。
レッスン11回目は非常によかった
DMM英会話の11回目はジャマイカ人の講師で、教材は前回と同じく「ボキャブラリー」の「句動詞からレッスン2」を選択しました。
自己紹介
自己紹介では特に印象に残る会話はありませんでしたが、レッスン前に確認した講師の動画と、実際に目の前に映っている講師との印象がかなり違っていたので、ちょっと戸惑いました。また、予想していたよりも、かなりテンションも声も低めな感じでした。
レッスン開始
文章構築エクササイズではかなり苦戦しましたが、最後の最後に思わず講師が吹き出してしまう一面もあるなど意外と楽しくできました。
(「rip off」を使った文章構築エクササイズにて)
私:Okay,uhm. Ripping off from someone's idea is not a good idea….(笑)
(えっと。誰かのアイデアを盗むのは、よくないアイデアだ(苦笑))
講師:Ahahaha.good. It's good. But I think you said "ripping off from",right? You don't need to put "from" in sentence so you can say "ripping off someone's idea", okay?
(あはははは。いいわね。大丈夫、よくできているわよ。でも、確か「ripping off from」って言っていた気がするのだけど?この場合は"from"は付けなくてOKよ。)
私:Oh, I see. I just put that in without thinking and that is one of my bad habits, actually. So thank you for pointing that up.
(あ~、なるほど~。私、自動的にくっ付けちゃってたんですね。これって私の悪い癖なんですよね。指摘してくれて助かります!)
講師:You are welcome.
(どういたしまして!)
(「Wear out」を使った文章構築エクササイズにて)
私:Okay. My daughter woke up 5 in this morning so she was already worn out by the time she finished her lunch.
(えっと…。娘は今朝5時に起きたので、ランチが終わった頃には既に疲れ果てていました)
講師:Good. Very good. You've done well and the sentences you just made are used in real conversation.
(上出来よ。良くできているわ。このセンテンスは実際の会話でも使えるものよ)
私が苦手とする文章構築エクササイズでの講師の指摘、褒め方が絶妙でした。 「Rip off」のエクササイズでは、あまりにもお粗末な文章しか作れず、私と講師は思わず吹き出してしまったのですが、それがきっかけで場が和んだのでよかったです。
レッスン11回目の総評
レッスンの進め方、指導の仕方に関してはすごくプロ意識が高く、申し分はありませんでした。 例えば、ロールプレイエクササイズのときは、本文中に知らない単語があって、私が見たままに発音してみたら、まず講師が「うん、大丈夫、それでいいわよ」という感じで最後までロールプレイを進めてくれました。そして、ロールプレイが終了した時点で、私がつまずいた単語の発音の確認、そして、その単語の意味を素早くタイピングしてくれました。
更に、発音が確認できるオンライン辞書のサイトも教えてくれるなどまさに、かゆい所に手が届くアドバイスでした。 とにかく、アドバイスのときの説明がわかり易いだけでなく、速攻でアドバイスの内容をタイピングしてくれるので、レッスン後の復習にもすごく役立ちました。 ただ、発音に関しては独特の癖があったのと、表情が硬くて声のトーンも低めなので、少し冷たい印象を受けてしまったところがちょっと残念でした。
でも、個人的には大満足のレッスンが受けられたので、「また頼みたい」と思える講師の一人でした。
レッスン12回目を受けた感想
12回目のDMM英会話の講師は久々のボスニアヘルツェゴビナ人を選択。これまでは講師予約時に「30代」という項目でフィルタをかけていたのですが、今回はそのフィルタを外して検索したので、初の20代の女性でした。 今日使用した教材は「ボキャブラリー」から自分が一番苦手とする「イディオム」に挑戦。この教材では、いくつかのイディオムをロールプレイ、穴埋めクイズ、文章構築エクササイズなどを通して学習していきます。
自己紹介
今回は始まりから通信状態が悪く、映像無しでレッスンになりました。さらに、レッスン中、何度か音声が途切れてしまうなどのトラブルがありちょっと残念でした。 ちなみに講師の自己紹介の仕方がちょっとお茶目というか、一瞬だけ、講師のキャラクターが見えたのが印象的でした。
講師:Okay. As I already told you, my name is ○○ and I'm 27 years old. I live Bosnia and Herzegovina.
(既に伝えたましたが、私の名前は○○、27歳です。ボスニアヘルツェゴビナに住んでいます)
In my free time, I like to watch movies or TV drama and listen music and read books sometimes. As you can see, my hobbys are nothing special.
(余暇には、映画やテレビを観たり、音楽を聞いたり、たまには読書もしたりして過ごします。聞いてわかる通り、何の変哲もない趣味で~す)
「as you can see」は「お分かりのように」という意味。
レッスン開始
今回は特にこれと言って記憶に残る様な会話はありませんでした。淡々と教材を進めて終わりでした。
レッスン12回目の総評
12回目のレッスンの感想を一言で言うと「面白みに欠ける」に尽きます。 レッスン自体は問題なく進みましたし、決して悪い講師ではありませんでした。 しかしながら、ただ教材をなぞるだけのレッスンだったので、マンツーマンレッスンの醍醐味も半減してしまうような気がしました。
せっかく講師とのマンツーマンレッスンなので、即興で会話練習だったり、文章作成練習をしてもらえたらよかったと思いました。
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